業務提携による経営改善
後継者は今のところいないものの、しばらくは現経営者が事業を行える場合、業務提携・資本提携により、その後の事業承継に備えます。
資本提携をすることで、一旦経営困難の窮地から脱することができ、経営者様は安心してその後の経営改善計画をじっくり練ることができるでしょう。
業務提携とは?
業務提携とは、独立している2つの企業が、協力して事業を進めていくことです。
双方の強みを活かし合ったり、弱みを補い合うことで、1社では成し得なかったことを実現できるようにするのが、業務提携の目的です。
1.資本提携
資本提携は、弊社と企業様の間で結ぶ提携です。
弊社が、企業様の株式を独立性を損なわない範囲で買い取り、資本提携を行います。
企業様にとっては、手元のキャッシュが増えるのと同時に、弊社による経営改善も受けることができます。
M&Aよりも手軽に行え、主導権も企業様の方にあるため、経営改善を行いながら、そのまま事業を進めていただけます。
将来的にM&Aに移行することを考えていらっしゃる方にも有効です。
2.技術提携
技術提携は、提携先の技術や特許を使い、新技術や新製品などを共同で開発するための提携です。
3.生産提携
生産提携は、提携先の設備を活用して、自社の製造能力を高めるための提携です。
4.販売提携
販売提携は、提携先の販路やブランド、人的リソースなどを活用することで、販売能力を高めるための提携です。
5.その他の提携
自治体などと組んで行う包括提携、仕入れを共同で行う調達提携、配送・輸送ルートを共有する物流提携などがあります。
弊社では、まず弊社が株主となることによる資本提携を行い、グループ企業が増えた暁には、グループ企業同士での業務提携を構想しております。